実は、とっくに出揃ってましたw
しっかり紹介したいと思います。
今年の出産予定は、ポニーのミルクと去年の種付け不振で大きい馬はアマっち一頭だけ。
とにかく無事に!という思いで春を迎えました。
まずは、ミルク。
去年の種付けは、ミルクが種馬君のところへ出向いて、一か月ほど一緒に過ごしてきました。
…なので、種付け日は、いつかわからない。
二週間くらい早く産む傾向のあるミルクさん。
色々と逆算して、早めに馬房に入れるも、「まだ生まれないはず」と思いこんで、一番下に差し込む衝立をせずいると…
とある朝、厩舎に入る直前に「がしゃーーーん」
カラスにしてはでかい音だな~と厩舎に入ると、廊下に見たことのない茶色い物体が?!
誰?
思考回路が繋がるまで大分時間がかかりましたw
そんなわけで、朝には立っておっぱいも付いて、フラフラしてるうちに小さいが故に外に出ちゃったんですね。
無事に生まれただけでなく、その後も無事でよかったです(^^;)
そんなマリンです!
立ちあってない方が無事に産んでくれるというミルクさん、私たちは複雑ですw
そして、アマっち。
これからの繁殖生活を頑張ってもらう為にも、もともと悪かった足を秋に手術して、トトを産む前よりも快適に妊娠期間を過ごしてくれたようです。
予定日前後にはきっと産んでくれると思いつつも、大きい馬の出産はいつも不安。
周りのサラブレッドの繁殖牧場さんの苦労が身に染みる時期でもあります。
phを測るも、イマイチ信用もしてないというか…
そんなこんなで、夜中もちょこちょこと見に行くわけですが、一週間も続いてないのに、ばてばて。
そんな日が続いたある朝、ふとアマのおっぱいを絞ってみると、前日の夕方まで色味がなかったのが、白っぽくなっている。
phもついでに測ると、どんぴしゃ。
「今日中にうまれるよー!」と宣言してみる。
誰も日中に産むことは考えていなかったわけですが、念の為に小パドックにアマを放牧すると…
九時過ぎに破水。
破水しながら、集牧(笑)
そして、30分かからず出産。
安産♪
念願の女の子---!
毛色は生まれるまで、酒の肴としていつも話題になるんですが、パロミノ希望でしたが叶わず。
アマと同じ明るい鹿毛でした♪
トト兄ちゃんと違って、触らせる人懐っこさ。
ちょっとおとぼけ、ディアナです!
そして、うちでの出産ではなかったのですが、MKRanchの一員になったのが、クロワッサン!
乳母のお仕事をしているお母さんから生まれたクロくん。
生まれて二週間でうちにきました。
お母さんがここにいないので、バケツから毎日ミルクを飲んでいます♪
とても人懐っこくかわいいクロくん。
初め群れに慣れさせようと、ちょっとずつ一緒に過ごす頭数を増やしていったんですが、同じ男の子、年齢も大きさも近いということで相棒をトトにしようと思っていました。
が、ちょっとした手違いでサプライズを投入してしまったら~
なんか、サプちゃんお母さんしてる!(笑)
二歳の未出産のサプちゃん。母性あったの?w
きっと馬があったんでしょうね。ほんとにそういう出会いだったのかもしれません。
今もなにかあるとそばにいます。
クロくんも、そんなサプのおかげで群れに馴染んで、いまやたくさんのお母さんに囲まれて過ごしています。
ただミルクを持っていくと、ぼぼぼ…って鳴くくせに耳をしょってくるのやめてほしい。
ねている馬に忍び寄って、ちょっかい出すのも得意なクロくんです(笑)
一番のおてんば娘はマリンちゃん。
放し飼いにしていると、プックのところに遊びに行ったり、お父さんのあさひ(只今種付けの為入厩中)のところに挨拶に行ったり、レッスンを邪魔したり、1人フラフラとマイペースに行動しています。
いまだのんびりとお母さんと二人っきりで過ごしているディアナ。
過保護気味な私たち(笑)
そろそろ荒波に投げようと思っていても、蝦夷梅雨が手強いです。
君の前途は多難だぞ!